お誕生日の贈り物にフォトブック

連日インスタグラムにはたくさんの個性溢れる写真が投稿され

カメラ人口がここ数年で急激に増える中、のんびりと今更ながら

一眼レフを買ってすっかりハマった私。

裸眼で見ている世界と違うではないですかっ！

それがいわゆる

「ファインダー越しの私の世界」というものでしょうか。

とにかく楽しくて色んなものを撮っていたのですが・・・

一番被写体として標的になったのがこの二人！(二匹)

あたちももぴです　10歳になったよ♥

おいらさくらです　まだ10か月なの♥

妹がとてもかわいがっているチワワを激写。

さすがに連写は迷惑そうでしたけどね（笑）

そんな妹の誕生日が近づいてきた時に、

今年はプレゼントどうしようかなぁと考えに考えた結果・・

そうだ、京都へ行こう！ではなくて

そうだ、二人(二匹)のフォトブックを作って贈ろう！

と思いついたわけです。

今回はFUJIFILMのフォトブックで挑戦してみることに。

そこから早速たくさんの写真データから厳選して、

なるべく妹と二人(二匹)の暮らしがストーリー仕立てに

描かれるように工夫して編集しました。

もちろん人間のように言葉を話せるわけではないですが、

表情が気持ちを物語っているので、写真をうまくつないで

最初からページをめくっていくと、二人(二匹)の思いが

ひしひし伝わってくるようで作っている私自身が

感極まって涙があふれるほど感動したんですね。

これはきっと喜んでくれるはずだという確信を持って、

まだ誕生日まで数日を残しながら早々と届けることにしました。

二人(二匹)分の二冊を渡して反応を待っていたのですが・・・

妹は私に背を向けたまま石像のように固まっていたんです。

あれ？どうしたかな・・・何か失敗したかな？

少し不安になってきた瞬間、突然顔を上げて言いました。

「いやぁ・・・こうやってずっと一緒にいたんだなと思って、

　私と二人(二匹)の世界があったんだなと思って」と、

目を真っ赤にしてしばらく言葉を失うほど感動してくれました。

その姿を見た私もまた涙が・・・

私たちは小さい頃からとても仲の良い姉妹でしたが、

年を重ねていくとそれぞれの生きる道があり、この数年は

苦しい道の中必死に頑張っている妹の姿を見ていたので、

今年は高価なプレゼントよりもなんとか心を伝えたいという

思いがありました。その後、また妹が言ってくれた言葉ですが、

「姉ちゃんの言葉なんだけど、それがこの二人(二匹)が言っているようで、

　どちらの気持ちもものすごく心に響いて感動したんだ、ありがとう」

あらためてそんなふうに気持ちを伝えてくれました。

やはり、普段は当たり前の光景であっても、それを写真という形で

切り取った時、その時には気付かない色んな思いが心に届くもの

なのかもしれませんね。

フォトブックを贈って本当によかったと思いました。